2011年05月28日

ジオン軍のMS開発の流れ私的纏め 補記その1「グフって結局なんだったのよ?」

 書き殴り私論の補記です。

 地上戦用の次世代MSとして製造されたグフですが、その設計の肝は近接時に非常に強いと言うことです。遠距離・中距離は既存のザク武装(マシンガンとかバズーカとか)を装備すれば間に合うと考えられていたと言うこともあるでしょうが、それにしてもどうしてそこを重視したのでしょうか。
 地上においてジオン軍は基本的に機動戦を行います。これは少数の兵力で敵陣を浸透し敵軍を各個撃破していくために必要だからですが、そのためには堅い敵前線を迂回し、後方に回り込む必要があります。しかし、迂回しても強力な特火点がルート上に無いと言うことはあり得ません。一つ二つは防衛陣地が存在してきます。もちろん時間をかけて攻略すれば簡単にその陣地は落ちますが、迂回時にそんなことをすれば送られてくる敵の増援と戦闘になってしまいます。そうなれば機動戦による短期決戦は行えず、それどころか火力戦による消耗戦となってしまいます。時間は数で劣るジオンにとって勝つための重要なファクターです。
 故に、特火点はなんとしても短時間でつぶさねばなりません。
 その任務として考えられたのがグフです。
 すでにMSを保有していたジオンにとって機動部隊に拘束を与える特火点とは陣地にこもったMS部隊であり、これを撃破するためには当然対MS戦闘で勝てるMSが必要です。
 グフB型のヒートロッドやヒート剣の装備はこのあたりに理由があります。ヒートロッドは触れたMSに電気的ショートを起こさせ短時間で戦闘力を奪えますし、ヒート剣は構造物破壊に優れた斧と違い対人形態をしたMSに対して使用するのに適しているからです。
 逆にC型のバリエーションは鞭や剣といった近接武器ではなく、指に搭載した小口径マシンガンを装備しています。
 これは近接時に剣を振り回すより少しだけ遠距離から攻撃する事を考えてのものでした。しかし、高射砲や陣地といった対地目標には十分な威力の75o砲も、MSを相手にするには打撃力不足だったのです(実際、対MSマシンガンとしてコストパフォーマンスに優れるのは90ミリ級が必要とされていました)。
 ですが、対地攻撃に十分であるCシリーズは未だMSの数のそろわない連邦を相手にするには必要なものでした。なぜなら一年戦争の開戦初期から中期にかけての期間、連邦軍の特火点とは61式戦車と高射砲であり、フィンガーバルカンで掃射する方がコストパフォーマンスに優れていたからです。いかにも中途半端な存在であるCシリーズの研究が続いたのは以上のような理由があったためです。
 このため、陣地火力に耐えられる突破用MSとして両指マシンガン装備でかつ装甲を強化した重装型グフの開発が行われることになります。
 しかし、大戦後半には連邦のMSが出現するようになりCシリーズは火力不足になり(そもそもの対抗目標が違うのだから仕方ないのですが)欠陥機扱いされてしまうのです。そして代わりに注目を浴びたのが戦争前から計画され用意されていたのに待ちぼうけを食らわされ続けていた対MS用途MSであるBシリーズであり、その改良型であるB3なのです。
 一方のH型は、ジオン空挺部隊(と言うよりガウで運用される機動部隊)の露払いとして、先行して特火点(特に対空部隊)の掃討を行うワイルドウィーゼル機でした。これによってガウを安全に敵地まで運び込ませることを目標としているのです。それゆえ、対MS戦闘を行う必要性は薄く、Cシリーズの機体を基本として(というか、両指マシンガン装備の機体を基本として)発展していくことになります。
 もっとも、H型は技術的に実現が不可能であり、結局その開発は失敗してしまうのです。

 以上のことから、グフはいろいろなバリエーションが開発されましたが、主力部隊が敵陣地を蹂躙するために障害となる特火点の撃破という用途からは首尾一貫してぶれていないことがわかります。
 グフ自体生産数がたいしたことなくとも名機と呼ばれたのは性能もさることながらその運用思想がぶれなかったからと言うことが大きいでしょう。
 しかし、不幸なことに、MSの性能が向上し、旧態たる陣地は相対的に戦力が低下し、特火点として機能しなくなります。高性能な新型MS──ドムの開発は、ジオンが戦前から想定していたドクトリンを完全に過去の物へと追いやってしまいます。
 そのため、1年戦争後もジオンの後継者たちは、ドムの後継機の開発を行うことはあってもグフの後継機を製造することはなかったのです。
posted by 水上隆蘆 at 16:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 架空世界兵器考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月25日

ジオン軍のMS開発の流れ私的纏め その3「戦後の旧ジオン軍生産ラインの扱われ方(0081〜0086)」

gdgd私論(妄言)第3回です。


1年戦争が終わり戦後の治安維持(の名目で行われる軍備構築)をどうするかが連邦軍の目的になります。
宇宙艦隊所属の艦載MS部隊はア・バオア・クーでほぼ壊滅しているので、艦隊規模で運用されるMS部隊の再編はジオン残党を刈る上でどうしても必須になってきます。
連邦軍には汎用性に優れたジムがありますが、地上で戦ってるMS部隊はぶっちゃけ空間戦闘装備の簡略化が行われてる可能性があり(コクピットの与圧関係とか)すぐに宇宙に転用できたかというと微妙だったと思われます。
また、MS母艦として適当な艦艇がなかったこともあり(再建された艦艇はMSを乗せてはいてもまともに作戦を行うには補給艦随伴前提という足かせがある)、まずMSを乗せるべき、母艦(それもペガサス級並みの整備能力を持った戦闘艦艇──搭載数が問題ではなく、母艦とMSとだけで作戦が行える、かつジオン残党の攻撃を受けても簡単に沈まない)が必要とされます。そうでなければ巡検など行えないわけです。コロンブス改装空母とかは防御面でこの問題を解決できませんので失格です。
結局この問題を解決するにはアレキサンドリア級の完成を待たねばなりませんが、その建造スピードは結構なものだったと言えるでしょう(0083終了時にすでに何隻か竣工してる。戦時でないとしたら終戦によるドック整理が済んで、すぐに起工された流れでしょうから)。この種の軍艦は必要だと見られていたと言うことです。
あとはサラミス改もありますが、これも出来る限り急いで建造(改造)が行われたと見ることが出来ます。
しかし、それらが数がそろうまでは戦艦砲戦でこそ対抗できるものの(マゼラン級は残ってるから)MS戦ではジオン残党を宇宙で追い詰めることは出来ないと言うことになります。
だから0083みたいな事になるんでしょうが(この時期、連邦は宇宙でジオン残党を追い詰める手段が足らない)。

さて、ここから本題です。
機動部隊(の母艦)が足らないならどうやって宇宙を守るかと言うことなのですが、動ける足がないなら各拠点で防衛してもらうしか無くなります。そんなわけで、ア・バオア・クーやソロモン(連邦的にはゼダンの門、コンペイトウか)、あるいは月やサイド3では今残ってるジオンの生産ラインを使って作れるMSを配備するのが補給も楽になります。
この流れで生産されるのがアクトザク、ザクF2、ガルバルディであり、またそのラインで生産可能なハイザックとなるわけです。
これらMSは母艦が建造され機動部隊が編制できるようになると徐々に縮小され、最後にはジム系の生産ラインだけで済むようになるはずでした。
ところが、不幸なことに、グリプス戦役が勃発し、生産ライン整理などとても出来ない状況に追い込まれてしまうのです。
posted by 水上隆蘆 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空世界兵器考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月23日

ジオン軍のMS開発の流れ私的纏め その2「1YW中期〜終戦」

グフと対比するユニットであるMS-08とかあってどうなんだろうねーとか思いつつ。
「私的纏め」と言うより「私的解釈」なgdgd書き込み。つかこねくり回しても鳥町の某所と大して変わらない話にしかなってないのはわらえねえ。

(続き)

 性能的に物足らないザク、中途半端なグフを使ってるジオン(連邦が出してきたジムと対比しての感想)ではこの頭打ちな状況をひっくり返す新型MS開発が行われ、それがジオニックのゲルググ、ツィマッドのギャンという形で発注になる。
 が、さしあたってすぐに量産できる新型を物色せざるを得ない状況になってきた。

 そこで目にとまったのがツィマッドが作っていた(グフ、イフリート系を下敷きにした)ドム。
 ホバー移動は機動戦を行うジオンにとって相性がよかったこともあり地上用としてこれを量産体制に移すことになる。
 ここでロケット推進にして宇宙用も作ることになるが、口出したのがドズル。
 考えてみるとジオニックにはギレンの息が掛かってるし、ツィマッドにはドズルの押しがあるし、キシリアはMIPを押している。見事な対立っぽくてすてき。

 一方ジオニックのザク自体も既存ラインで生産できるF2シリーズにアップデートされる。

 で、ドムの方は生産ラインが整い量産されてる頃に統合整備計画が持ち上がる。

 これにあうようにしたのがドムUとザクFZ。
 だけども量産体制に移るにはツィマッドは既存のドムの量産で手一杯。でFZは何とか生産が出来るようになった。

 ここでゲルググとギャンのトライアルで、本来はギャンの方が性能ではよかったが、統合整備計画に対応したラインはツィマッドにはまともなのがなく、ジオニックにはFZで作ってるのがあるので量産まで考えた場合ゲルググしかジオンには選択肢がなかった。
 だからギャン、ガルバルディの系譜はジオンでは採用されなかったんだろうと(MS進化的には正当なのだが、生産するにはタイミングが悪かったと)

 でまあ、なんだかんだで戦争に負けて、戦後の進化系譜へと続く。
posted by 水上隆蘆 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空世界兵器考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月21日

足の筋を……orz

先日。タラップ昇ろうとして足の筋を痛める。
マジでやばく、歩くのにも苦痛。
医者にも行ってきましたが、とりあえず一週間安静にとのこと。
3日たって、ダイブ回復。
日曜もあるからほぼ直るとは思うが……。月曜、仕事大丈夫かなあ……。

皆、年を取ると何が起こるかわからんぞ。

あなかしこあなかしこ。
posted by 水上隆蘆 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジオン軍のMS開発の流れ私的纏め その1「開戦〜地上侵攻」

まあぶっちゃけ「私的纏め」と言うより「私的解釈」な訳ですが。

<ジオニックMS開発系譜>

MS-05
(旧ザク)
 ↓
MS-06C
(ザクU)
 ↓
MS-06F/J
(ザクU)

 ここまでは、旧ザクで兵器体系を生みだし、ザクUC型で初期の部隊を編制。
 で、ジオン独立戦争の勃発を見込んで汎用的なF/J型の計画が進められた。

 という感じ。

 J型の開発は開戦前に始まってるとか、すでに設計終わってるとかいろんな話あるので、まあこんな感じかなと。
 その後は、単一機種で宇宙用と地上用両方こなす汎用性を求める強化を施すだけの改造余裕ザクUにはないので、

・地上型MSとして足回りを特に改良したMS-07グフ

・宇宙用としてブースターを強化したMS-06R高軌道型ザク

の二系統に分派して対応する……予定であった。

 が、地上で戦う場合、グフはちょっと足の速いザクUJ程度のスペックでしかなく、手持ち武装ではザクマシンガン、ザクバズーカと言った代物になるので、攻撃力ではザクと同じでしか無くなる。
 ゆえにどんどん数が必要になる地上ではMSを全部グフで統一する必要があるかというとそんなことはなく、せいぜい連邦の開発中のMS対策として、もしくは要塞拠点などの制圧に使う瞬間火力重視型な機体として、少数作ればいいやと言う感じになる。
 しかも、機動力ではドダイを使えばある程度解決してしまうから戦略レベルではますます持ってザクとグフの差はなくなる。
 ゆえに、グフは存在意義を求めてさらに分派して、

・対MSに特化したMS-07Bシリーズ(ヒートロッド搭載型)

・拠点攻撃用に特化したMS-07B2から発生したCシリーズ(両手マシンガン)

へと進化する。

 一部、自前で空を飛んで移動できたらという要望からH型シリーズも研究されたが、おおむね失敗に終わってる(戦争に間に合わなかった)。

 以上の流れを受けて、というか、この種の問題はすでに机上で出ていて、実戦投入される前に対応プランを上げていたんだろうと思うが、同時開発するのにてんやわんやになっていて、抜本的な対応を行った地上型MSの開発はジオニックでは手に余ってしまったんじゃないかと思う。ザクUの地上バリエーションもやる必要あったので。

 そして、改良に手一杯のジオニックを尻目に抜本的な解決を持ったMSの開発をツィマッドがジオニックからライセンス生産させられていた「ジオン初の地上用MS」であるグフを母体に(H型のホバーとか流用して)、「ザクより大型の機体にたくさんの火器を乗せて、しかも足が速い」という性能を完成させてしまうのである。
posted by 水上隆蘆 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 架空世界兵器考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月29日

水売ってねーな、とコンビニを歩きながら(西日本の節電対策)

ここ最近、コンビニに入ると、明かりが弱い。
見ると「東北関東大震災に対応するために節電を行っています」と張り紙をしてるんですね。
ぶっちゃけ周波数の問題で変換器を通さないと西日本の電気は東日本に送れないのですが(なお、地震発生以降変換器の基本稼働率は100%で稼働しっぱなしです)、その量もたいした量じゃなく、西日本の人間が行うこととしては無意味な協力だったりします。
と、思うんだけど、これってどっちかというと震災対策の名を借りた節電対策(店の電気料金の)じゃないかなと。
震災対策と書いておけば店が暗くて客が困ろうが胸を張って後ろ指を指されることなくいられるわけで、夜中煌々と明かりを照らすのに電気代を食わなくてもよくなると言うことで。
これ1年とか続けたら結構馬鹿にならない出費削減だよなあと思わなくもない。
そういや高松のアニメイトでも電気をいくつか消して店内が暗くなっていたけど、それも同じ理由なのかねえ。

追記

ミネラルウオーターの2リットルがないのは辛い。コーヒーも飲めないぜ(水道水は出るが坂出の水はうまくないので)。まあ、今のところは500ミリペットボトルは入ってきてるので、震災地に送られてるんだろうと思うが……。買い占めだったら許せんが。
posted by 水上隆蘆 at 22:27| Comment(8) | TrackBack(0) | 雑日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月26日

原発事故レベル6のヤバさって〜 ってスレの纏め見た。

原発事故レベル6のヤバさってよく分かんないから

http://blog.livedoor.jp/vipsister23/archives/2814291.html


ああ、わかりやすいなあ。
わらっちゃうよねー。うふふ。

・・・ふう。
posted by 水上隆蘆 at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

震災雑感

東北関東大震災が起きて1週間が過ぎた頃です。
私は

「この震災は1941年にアメリカが真珠湾を食らったようなものだ。日本の実力があれば十分勝利できるはずだ。なのに立ち上がりの被害に目を取られて、政府は肝心の事を放置して被害を拡大させている。なんと言うことだ!」

と思っていました。

その後、震災から2週間たって、

「1941年の12月8日。日本がアメリカ並みの国力があって、アメリカが日本並みの国力しかなかったとして、いざ開戦したとしたら『日本はやっぱりアメリカに負けていたのでは無かろうか』という救いようのない確信を得」

たものへと変わりました。

・・・ふう。
posted by 水上隆蘆 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月25日

東北関東大震災

東北で起こった津波以下原発の放射能漏れにいたるいろいろも2週間がたったものの、なお続いています。
当初は知人友人の安否を気遣い落ち着かずにいましたが、幸い無事でした。
とりあえず、平日昼に余裕が出来たので郵便局で義援金を赤十字に送ってきました。
現在、香川でさえ水が売り切れという状況になっています。
今後も予断を許さない状況が続くと思いますががんばっていきましょう。
posted by 水上隆蘆 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日

civilization 4 OP -Baba Yetu- グラミー賞受賞

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!



ゲーム音楽として発の快挙。心から祝いの言葉を。
posted by 水上隆蘆 at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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